2015年10月5日取材
アクアステージ グランアルト越谷レイクタウン (住友不動産)
インプレッション1——越谷レイクタウンで、「駅に近く、水辺にも近い」最後のマンション登場

「理想の住宅地は、どこ?」と聞かれたとき、私は不謹慎ながら皇居を思い浮かべてしまう。東京の中心地に位置しながら、緑と水に囲まれた環境は「便利だが、静かで潤いがある」という矛盾を解消しており、理想的と思えるからだ。

「便利さ」と「静かさ・潤い」は、両立させるのがむずかしい。駅に近いところは「便利」だが、「静かさ」や「潤い」は求めにくい。

「静か」で、「潤い」ある場所を求めると、駅から離れるのが普通。つまり、両立しにくいのである。

ところが、「越谷レイクタウン」駅周辺に建設されるマンションは、この矛盾する要素を併せ持っている。「駅から2分以内」というように便利な場所であるにもかかわらず、水辺に近く、静かで潤いもある立地条件だ。

しかし、「越谷レイクタウン」において、「駅に近く、水辺にも近い」というマンション用地は残りが少ない。おそらく、これが最後のマンションになるだろう、と考えられるのが、「アクアステージ グランアルト越谷レイクタウン」。その希少性が、同マンションで最初に注目されるポイントである。

インプレッション2——注目したい、「越谷レイクタウン」駅から徒歩2分の価値

「アクアステージ グランアルト越谷レイクタウン」の立地には注目すべきポイントが多い。最初に注目されるのは、新しい街の駅近くに建設されるマンションであることだ。

最寄り駅の「越谷レイクタウン」駅からマンションの建設地まで歩いてわずか2分。一般的に、マンションは駅に近い立地のものほど、中古での値下がり率が小さいとされる。なかでも「駅から徒歩3分以内」は、値下がりがしにくい。「アクアステージ グランアルト越谷レイクタウン」に建設地は、その「3分以内」におさまる「駅から徒歩2分」。そして、駅周辺の「新しい街」にも魅力がある。

新しい街=越谷レイクタウンには、他では実現しにくい二つの特性がある。

まず、レイク=調整池と一体化した新しい街づくりが行われていることだ。調整池といっても、39.5ヘクタールもの広さがあり、ヨットやカヌーを楽しむことができる。その水辺は街を囲むように配置され、リブコムアワード(環境に配慮した住みよい街づくり国際賞)で、2009年度最高賞の金賞を受賞している。CO2を削減し、世界で最も住みやすい街のひとつと認定されたわけだ。これは日本で初めての受賞で、世界各地から見学者が訪れている「世界に認められた街」でもある。

越谷レイクタウンでは、水と親しむ環境がつくられ、同時に風の流れを計算して建物を配置することも行われる。そのような21世紀のニュータウンで、駅に近い(徒歩2分)の場所に建設されること。それが同マンションの最初の注目点となる。

越谷レイクタウンで注目される2つめのポイントは生活が便利であるということ。「越谷レイクタウン」駅の北口側には日本最大級の複合商業施設「イオンレイクタウン」があり、マンションからは徒歩4分の近さだ。

イオンレイクタウンにはシネマコンプレックス、アウトレットモールを含め700を超えるショップが集まり、内科、眼科、皮膚科、歯科などのクリニックもある。屋根の下広大なスペースで買い物や食事、通院ができる街となっている。

「アクアステージ グランアルト越谷レイクタウン」は、この複合商業施設に近いのだが、住宅が集まる南口エリアとなるため、静かな環境も併せ持つ。さらに加えれば、同マンションの西側(駅とは反対側)に、新しいスーパーマーケット「フードスクエア カスミ」がオープンし、マンションからは徒歩6分となる。用途に応じて、2つの買い物施設を使い分けることができるわけだ。

便利さと環境のよさを併せ持っていること——それは、同マンションの大きな特性となっている。

インプレッション3——「淡水の湖畔」気分を味わうことができる立地

「アクアステージ グランアルト越谷レイクタウン」の立地で注目されるのは「新しく、環境に配慮した街」「駅から徒歩2分」「買い物便利」というだけではない。もう一つ大きな特性があり、じつは私はそちらに魅力を感じている。それは、「淡水の湖畔の暮らし」のような心地よさを享受できるという長所だ。

なぜその点に魅力を感じるのか。それについては少々説明が必要だろう。

古来、海が目の前という暮らしに憧れる人は多い。理由は、見晴らしがよく、気持ちがよいから。それだけでなく、目の前が海なら、建物前面に別の建物が建つ可能性はまずないという利点もある。

一方で、海に近い場所の短所となるのが、塩害や自然災害。大災害の不安があるし、潮風により、鉄部が錆びやすくなり、窓がべたつくといった日常的な弊害もある。その点、「ここはいいなあ」と私が思うのが琵琶湖の湖畔。滋賀県の大津やにおの浜の水辺に立つと、潮気のない風はこんなに爽やかなのかと思う。当然ながら、塩害もない。海と異なり、波も穏やかだ。

そのように「淡水湖の湖畔に位置する、通勤圏の住宅エリア」が近畿圏にはある。ところが、同じ条件の住宅地を首都圏で探すと、これがなかなか見つからない。川辺のマンションはあるが、穏やかな水辺が南側にあるマンションは希少なのだ。

その点、「アクアステージ グランアルト越谷レイクタウン」はどうだろう。建設地をみると、このむずかしい条件を見事にクリアしていることがわかる。

まず、敷地の南側と西側が広い水辺となる立地条件で、「目の前が水辺」となる住戸が多い。その水辺が淡水なので、琵琶湖湖畔のように「通勤圏で淡水の水辺の暮らし」を実現させてくれる。

さらに、同マンションの敷地には将来にわたって眺望・採光のよさが確保されるというメリットもある。南側は水辺の先の高校まで90m、西側は水辺の先が一戸建て住宅地なので、視線を遮るものが生じにくい。

長く心地よい住み心地が続くマンションといえる。「あんなマンションに住みたい」と思う人が多ければ、資産価値はさらに落ちにくいだろう。

「マンションの敷地が淡水の水辺に面している」という価値は想像される以上に大きい。「アクアステージ グランアルト越谷レイクタウン」の敷地は、2面が淡水の水辺に面する。しかも、その水辺は大雨のときの氾濫を防ぐため設けられた調整池なので、災害にも強い。実際、ハザードマップをみると、建設地周辺は「浸水予想区域外」となっている。

同マンションの建設地は、水害に強い越谷レイクタウンに残された、希少な水辺のマンションといえるわけだ。

インプレッション4——建物と共用施設に暮らしやすさの工夫が豊富

「アクアステージ グランアルト越谷レイクタウン」は全273戸の大規模マンション。そのスケールメリットを活かした共用部分にも注目すべき点が多い。

例えば、エントランスホールはガラス越しに緑を眺める空間となり、ホテルのロビーを思わせる。ペアレンツサロンと一体化したキッズルームやペットの足洗い場など日々の生活に役立つ施設も用意される。

そして、敷地の約62%をオープンスペースとし、駐車スペースを多くしている。駐車場設置率は全住戸の8割に達し、そのうち6割が平置き式だ。駐車場利用料は平置きで月額8000円から、機械式は1000円からの設定になる計画。この利用料に魅力を感じる人も多いはずだ。

このほか、毎月の管理費にインターネット使用料を組み込み、全体の支払額を抑える計画になっているのも、大規模ならではの特徴といえる。

建物は、白と黒を基調にしたデザインでタイル張り部分が多い。窓のサッシは黒枠となり、全体としてお洒落な印象のマンションに仕上がる予定だ。

敷地の北側がJR武蔵野線の線路が近いため、機械式の駐車場を北側に配置。線路の音が伝わりにくくしているし、線路側に配置される住戸は窓の遮音性能を高めるといった工夫も凝らされる。

建物にも工夫の多いマンションと評価される。

インプレッション5——住戸は70m2〜85m2で、3000万円台前半で購入可能な3LDKが多い。

「アクアステージ グランアルト越谷レイクタウン」の住戸は70m2〜75m2の3LD・Kと80m2〜85m2の4LD・K。予定分譲価格は3LD・K・71m2が2900万円台からの設定。これなら、無理なく購入できるという人が多いだろう。

1階住戸は専用庭付き、なかには庭の面積が79m2に達する1階住戸もある。2階以上の住戸には奥行1.8mのたっぷりした広さのバルコニーが付き、天井高は約2m50cm(一部住戸除く)。全住戸にウォークインクローゼットと納戸が設置されるなど、収納充実のプランニングが行われるのも特徴だ。

24時間ゴミ出しOKなど暮らしやすさの工夫も盛り込まれるほか、宅配ボックスを利用し、ネットスーパーで注文した生鮮食料を預かってもらえるなど、新しい工夫も採用される。

越谷レイクタウンは30年に及ぶ期間をかけて街づくりが進んでおり、今、その完成期を迎えている。新しい街の完成と共に販売が開始される“最後の水辺のマンション”、それが「アクアステージ グランアルト越谷レイクタウン」である。